日本人は「〇〇」が足りてない!

日本人は「〇〇」が足りてない!

先日、
「この20年で日本人は健康を維持する上で大切な栄養素が足りていない」
「中でも深刻なのが『葉酸』」
という記事を見かけました。

日本人の世代別栄養摂取率のデータでは、
ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンC、ビタミンD、
ビタミンB6、カルシウム、マグネシウム、葉酸
は100%超か100%に近い状態らしいのですが、

実は日本では葉酸の摂取推奨量がWHOが推奨する量の半分程度
だそうなんです。

どうして推奨量が世界的にみて低いかというと、
40年位前に「葉酸をとりすぎると体に悪い」という
間違った論文が発表されたからだそうなのです。

実際には、葉酸はいろいろな病気の予防に役立つことがわかっています。

なかでも胎児のときに発症する「神経管閉鎖障害(NTDs)」という病気。
流産や死産の割合が高くなるため、妊婦さんはとくの葉酸が必要です。

また、葉酸には動脈硬化のリスクを高めるホモシステインという物質の
血中濃度を減らすともいわれています。認知症もホモシステインがかかわっていて
認知症予防、さらにはうつ病予防にも葉酸が必要だと言われています。

世界基準では1日の推奨摂取量は400マイクログラム。
妊婦さんの場合は600マイクログラムが推奨されています。

葉酸は、「のり」「緑茶」「レバー」「ほうれん草」などに
多く含まれていますが、なかなか1日400マイクログラムをとりづらいことも
多いので、サプリメントなどをうまく利用することがおすすめです。

最近は、鉄分&葉酸入りのヨーグルトもよく見かけますので
上手にとり入れてみましょう♪

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